2019年に購入したマンガ107タイトルの中から、「買ってよかった〜」と思った作品を8つ選びました!
本当はキリよく10タイトル選びたかったんですが、逆に絞りきれなくなってしまったので8つだけ。購入リストを作ったあと、一巡して「これこれ!」と直感で選んだものばかりです。
ちなみに、私の好みのジャンルはこちら👇
- ファンタジー:特に魔法や架空の生物が登場、オリジナルの世界観がある作品
- 恋愛:ファンタジー、現代世界問わず
- 歴史:日本史、世界史問わず
見返してみて気づきましたがスポーツものはあんまり買ってないです。週刊のジャンプ、マガジン、サンデーは本誌派なので、そちらも単行本はあまり持ってません。
2019年に買ってよかったマンガ8選
2019年に「購入した」マンガが対象なので、今年連載スタートした作品だけでなく、何年も前からすでにメジャーな作品もあります。
なお、8作品すべてが何度も読み返したお気に入りですので、順位付けはしていないです。並びには優劣の意味はなく、なんとなくジャンルごとにわけている程度です。
ではさっそく、こちらが私の「2019年に買ってよかったマンガ8選」です👇
- 神クズ☆アイドル
- ふたりソロキャンプ
- とんでもスキルで異世界放浪メシ スイの大冒険
- 青のフラッグ
- あせとせっけん
- 退魔師と悪魔ちゃん
- 信長協奏曲
- ONE PIECE
神クズ☆アイドル
顔はいい。
しかし、歌わない踊らない。
ファンサしない。
まったくやる気のないアイドル仁淀ユウヤ。金のために芸能界に足を踏み入れたが、あまりに熱意のなさに、ついにクビを宣告されるが…。
クズアイドルに神光臨!?
気鋭の新人いそふらぼん肘樹が贈るデビュー作☆
お金のためにアイドルになった仁淀ユウヤが出会ったのは、身も心もザ・アイドルなのに志半ばで急逝してしまった最上アサヒの「幽霊」。まだまだアイドルをやりたいがために成仏できず霊体のまま彷徨っていたアサヒと、「アイドルを辞めたい」仁淀の思惑が一致し、アサヒが仁淀の体に入ってアイドルをすることに。
展開はもちろん、ちょっとしたセリフもおもしろくて、そのギャグセンスにがっつりハマってしまいました。とにかく仁淀担(ファン)が強すぎる。ファンサしなくても「生きてるだけでファンサ」とか言っちゃう。仁淀本人のときとアサヒin仁淀のときとで表情や対応が丸っと違うので、「ギャンブル」とか「二毛作」とか言いたい放題。でもオタクって興奮すると語彙力が豊富になるのわかりみすぎて共感が止まりません。
ひとまず第1部として2巻出版され、現在は第2部が連載中です。続刊が楽しみすぎる作品。
ふたりソロキャンプ
オレは樹乃倉厳。34歳。趣味はキャンプ。独りで野営する生粋のソロキャンパー。車はいらない。電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入る。自然を愛してる、火を木を水を土を。それと同等に孤独な自分の生き方を愛している―ーー。…な俺が! ひょんなことから草野雫20歳という小娘に出会い、ふたりでソロキャンプをするはめに!
おっさんソロキャンパー×初心者女子キャンパーの「ソロ」キャンプライフ。私はグループキャンプ数回、デイキャンプ中心のにわかキャンパーですが、なんだかんだ文句を言いながらも面倒見のいい厳さんのギア(キャンプ道具)トークがおもしろいです。キャンプ=たき火というのもわかる。キャンプ行ったら絶対たき火する派です。
よく「ゆるキャン△」と対比されるのを見ますが、「ゆるキャン△」はあくまで高校生が身の丈に合ったアウトドア趣味を楽しんでるのに対して(女子高生がソロキャンはどうなんだとも思うけど)、「ふたりソロキャンプ」は完全に大人のキャンプ。雫という初心者キャンパーを通して、キャンパーとしての責任とか守るべきルールを伝えています。お酒やお高めのギアを求めるところなんかは、わかるわ〜ってなっちゃいますね。物欲が刺激されるという点では「ゆるキャン△」より危ないマンガです。笑
とんでもスキルで異世界放浪メシ スイの大冒険
美味しそうな料理の匂いにつられて姿を現した魔物は、食いしん坊で人懐っこいプルプルのスライムでした――。ムコーダの第二の従魔スライム・スイが、食べたり、跳ねたり、遊んだり、迷子になったり……楽しく美味しく過ごす異世界放浪譚、開幕です。
いわゆる「異世界召還」系のマンガの、スピンオフ作品です。もちろん本編もおもしろいのですが(今のところ血みどろの戦いにはなってないので安心して読める)、従魔スライムがかわいすぎるあまりスピンオフの方ばっかり読み返してます。
生後3日で主人公に出会ったので、言動は子どもそのもの。でも人間の姿をしていないからか、どんな駄々も許せちゃう。しかもめっちゃ有能(雑食なのでゴミも食べる、魔法使える、回復役作れる)。たまに空気読めないけど子どもだから仕方ない。
マンガアプリで最新話を読んでますが、コメント欄がすんごい平和です。
青のフラッグ
高校3年生…将来の進路に悩む時期に、出会った3人の男女。彼らを待つ、甘く、苦しく、切ない日々。青春漫画の名手が贈る"純"愛物語、開幕!!
連載開始と1巻発売の時にも話題になったので、今更感ありますが…。特に直近2巻分くらいの熱量がすごくて、登場人物一人一人の感情があふれるのを受け止めきれずに泣いてしまいました。単に悲しい、ツラい以外の感情で極まったのは久しぶりでした。
テーマも展開もちょっと重たい印象ですが、読んでるとそんなに気鬱にはならないのが不思議です。登場人物が学生だからなのか。
自分が高校生の頃、こんな風に悩んだりしたかなあと振り返ってみました。誰かとぶつかったことがないだけで、割と悩んだり考えたりしてたのだと思います。
大人になったら忘れがちなだけで、高校生だっていろんな考えを持って、いろんな悩みを抱えているんですよね。
あせとせっけん
化粧品&バス用品メーカー・リリアドロップに勤めるOL・八重島麻子(やえしまあさこ)は、重度の汗っかきなのがコンプレックス。デオドラント製品が手放せない生活の中、ある日、商品開発部の名取香太郎(なとりこうたろう)に、「君の体臭は素晴らしい! 新商品のせっけん開発のため、これから毎日、君のにおいを嗅ぎに来ます!」と言われてしまう。でも、においを嗅がれるのは、そんなに嫌でもなくて…?
連載開始時から話題沸騰! 超絶ピュアにおいフェチラブコメ!!
匂いフェチ×汗っかきのラブコメ。一歩間違えば限られた一部の人たちにしか支持されないエロマンガのようなテーマなのに、ここまで爽やか純粋ラブストーリーに仕立てられるのがスゴい。付き合ってからは、まぁ一種のプレイみたいなものなので良しとしても、出会ってから付き合うまでのやりとりは訴えたら勝てると思う。笑
体質のせいで自信が持てない主人公に対して、お相手は花形部署のエース。でも少女マンガによくある「美人でやり手の同期がライバル」なドロドロ三角関係展開にはならないので安心してニヤニヤできます。
退魔師と悪魔ちゃん
冷たい雪降る聖夜、幼い少女の姿をした悪魔は人里へと下り、窓の外から温かそうな人々の生活を見ていた。そんな悪魔に唯一声をかけたのは、渋くてカッコいい人間の退魔師。悪魔と退魔師の関係にもかかわらず温かく接する退魔師に、その日悪魔は恋をした――。
退魔師に恋した悪魔ちゃんの退治されない恋物語。
凄腕の退魔師×悪魔少女。「あせとせっけん」といい、男性側にキュンとするより自信のない女性側に悶えるという自分の性癖に気づかされたマンガです。
悪事を働く悪魔は問答無用で一掃するのに、オドオドな悪魔ちゃんは手放しで可愛がる退魔師さん(態度は落ち着いてる)の「女の子扱い」にウワーッ!ってなる悪魔ちゃんが純粋すぎてまぶしい。悪魔でもないのに浄化される心地です。
悪魔の害意とか邪気みたいなものが後天的なものだったら、退魔師さんはどうするんだろうなあと思ったりもします。
信長協奏曲
ごくごく普通の今どき高校生サブロー。そんなサブローがひょんなことから飛ばされたのは、なんと戦国時代! そう、彼はタイムスリップしてしまったのである。自分の人生に日本の歴史なんてこれっぽっちも関係ないと思っていたサブロー。そんな彼がこの時代で出会ったのは、あの織田信長であった。歴史上とは似ても似つかないほど病弱な信長に、更に驚くべき頼み事をされる。それは、信長とサブローが入れ替わることであった…乱世で生きることとなってしまった平成育ち信長の、奔放奮闘記!!
連載開始から10年、アニメ化も実写ドラマ化もしたので有名ですが。とうとう「本能寺の変」が近づいてきているので、このマンガがどういう展開を辿るのかが気になって仕方が無いです。特に主人公は、織田信長として生きてきて、織田信長が本能寺で討たれるというのも知っているのに飄々としている。どうするつもりなのか、読者としては事情を知る側近の心境と同じ。
ONE PIECE
90巻からワノ国編突入。70巻〜のドレスローザ編から離ればなれだった麦わらの一味が再集結したので一安心しました。クライマックスに近づいてるのをヒシヒシと感じます。
相変わらずの登場人物の多さに加え、既存のキャラクターの思惑や行動も挟み込んでくるので、情報量がハンパないです。特に世界政府や海軍の思惑、明かされつつある歴史なんかは、いい意味でこれまで感じなかった重厚な展開を予想させます。
公式は、新規読者や一度離れた読者をワノ国編で取り込みたいようですが、入りやすいかと聞かれたら分からないですね…。私は魚人島編やドレスローザ編でちょっと疲れて、本誌で追うのを辞めていた期間があります。なので個人的には、その辺りで離れた読者は戻りやすそうな気がします。
おまけ:2019年に第1巻が出たおすすめマンガ
さいごに、2019年に第1巻が出たマンガに限定して、おもしろかった作品をいくつか選んでみました。どれも、今後の展開が気になるマンガばっかりです!
年末年始などの連休になると、マンガをまとめてガッツリ読みたくなるタイプなので、この年末もいろいろ買って楽しみたいと思います。
消えた初恋
「青木…そんなに俺のことを──…」 青木は隣の席の橋下さんに片想い中。しかし橋下さんの消しゴムを借りたら、同じクラスの男子・井田の名前が…(涙)。しかも、その消しゴムを持っている所を井田に見られてしまい…まさかの勘違いを!? ちょっとおバカで、最高に一生懸命な初恋ものがたり、始まります。
果ての星通信
大学を卒業し、恋人との世界旅行を計画していたロシア人青年マルコ。
プレゼントを用意して弾む気持ちで旅の準備をしていると突如、彼の体に異変が起き見知らぬ土地に転移してしまう。
その土地で10年もの間、ある重要な“任務”をこなすことになったマルコの異星人交流譚。
ボイスラ!!
その風貌から周囲に恐れられている高校生・獅子吼灯士郎。ある日、オタクの友人・豊満に無理やり誘われ、声優養成所のオーディションを受けることに。記念受験のつもりの灯士郎だったが、年に一度の声優アワード「VOICE ARTIST PLATINUM」の賞金が1000万円だと知り、一攫千金を夢見て声優の世界に飛び込むことを決意し――!? 気鋭作家・Octoが描く、ヤンキー×声優=熱血お仕事ストーリー、開幕!